【北海道】十勝岳 | 吹上温泉(白銀荘)から日帰り登山と周辺観光

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北海道にある日本百名山の一つ『十勝岳』は大雪山国立公園内に位置する十勝岳連邦の主峰で1988年にも噴火している活火山です。

本州の山に比べて登山道がそこまで整備されていなかったり、ヒグマが生息している北海道。そんな北海道にある日本百名山の中では比較的登りやすい山です。

最も一般的な登山口は「望岳台」なのですが、同じような距離で登れるもう一つのコースに「吹上温泉」登山口を利用したものがあります。吹上温泉にはキャンプ場と日帰り温泉があり、下山後も都合が良いため、今回ご紹介したいと思います。

また、『青い池』や『しらひげの滝』など十勝岳周辺でぜひ立ち寄りたい観光地情報も後半に載せていますのでご覧ください。

*十勝岳は活火山なので、気象庁の入山規制情報を前もってチェックしましょう。

 

 

登山ルート

十勝岳へ日帰りできる登山コースは主に3つです。

  1. 『望岳台(十勝岳登山口)』から十勝岳避難小屋を経て十勝岳往復
  2. 『吹上温泉(白銀荘)』から十勝岳避難小屋を経て十勝岳往復
  3. 『十勝岳温泉』から上富良野岳を経て十勝岳往復

十勝岳の最も一般的な日帰り登山コースは『望岳台(十勝岳登山口)』から登るルートですが、今回は少し南に位置する『吹上温泉(白銀荘)』から登るコースをご紹介します。途中で望岳台からのコースと合流するので、中盤からは同じルートになるのですが、吹上温泉には綺麗な温泉施設「吹上温泉保養センター白銀荘」とキャンプ場「吹上温泉ふれあいキャンプ場」があり、前泊でキャンプしたり、下山後に温泉に入れたりとトータルで非常に満足度高く登山を楽しめるので、おすすめです。

標準コースタイム

登り(吹上温泉・白銀荘〜十勝岳頂上): 4時間5分

下り(十勝岳頂上〜吹上温泉・白銀荘): 2時間50分

今回の登山記録

5:30吹上温泉(白銀荘)〜6:20雲ノ平分岐〜6:30十勝岳避難小屋〜7:30昭和噴火口〜8:30十勝岳頂上9:00〜11:50吹上温泉(白銀荘)

 

 

十勝岳望岳台へ

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県道291号線で十勝岳を目指します。上左写真の左の山が美瑛岳、右の山が十勝岳です。途中キタキツネが道路に出てくるので北海道に来たことを実感しながらのドライブ。十勝岳には翌日に登る予定ですが、メインの登山口で観光地にもなっている『望岳台』で景色を楽しみます。

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望岳台には駐車場があり、活火山ならではの噴煙の上がる十勝岳を目の間に望めます。

 

温泉施設(白銀荘)が目の前、芝生が綺麗な吹上温泉ふれあいキャンプ場で前泊

望岳台から少し戻ったところにある「吹上温泉保養センター白銀荘」では、大人¥600で温泉に入ることができます。また併設のキャンプ場では車中泊¥500/台、テント泊¥500/1張が可能で、炊事場やトイレなども整備されています。

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我々は芝が綺麗なキャンプ場でのんびり過ごし翌日の登山に備えました。

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夜は満点の星空、天の川もクッキリ見えました。

 

十勝岳登山:白銀荘から十勝岳を目指す

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白銀荘のキャンプ場を5時半に出発しました。 北海道とはいえ、夏の暑い日は日差しも強いため早めの時間に出ます。しばらく林の中を進むと、大きな沢が出てきて、川を渡ります。我々が登った時は石をつたって問題なく渡れましたが、増水時は注意が必要ですね。

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川を渡った後はガレ場が続き、登山口から1時間ほど歩くと望岳台コースと合流します。

 

十勝岳避難小屋から急坂を登って昭和噴火口へ

望岳台コースと合流後、十勝岳へ向かって登って行くと、美瑛岳と十勝岳の分岐が出てきます。

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コースタイムがかなり伸びてしまうので上級者向けですが、十勝岳から美瑛岳を縦走するのも楽しそうです(今回は十勝岳往復のみ)。

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十勝岳避難小屋でひと休憩。トイレなどはありません。

ここから十勝岳に向かって長い急坂を一歩一歩登っていきましょう。なかなか景色が変わりませんが、時々振り返って見ると、標高が上がっているのを実感できると思います。

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急な坂道を登り切ると荒涼とした大地が目の前に!目指す十勝岳の頂上も見えます。 

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左手には昭和噴火口。足元は溶岩火山特有の景色です。

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昭和噴火口越しに綺麗な形をした美瑛岳。

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ここからもう一段階、ガレ場を登っていきます。火山を感じる山肌。

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振り返った景色もまた凄いです。木々が生い茂っていた麓とは違って植物が生えておらず火山に来たことを実感します。日本とは思えない。。

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最後の急坂を登っていきます。

 

360度大展望の十勝岳頂上

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荷物を軽くしてきたので3時間ほどで頂上に到着!山頂からは目の前に美瑛岳。

そしてその右奥には「トムラウシ」が見えます。

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十勝岳の麓には広大な北海道の大地が広がります。

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上ホロカメットク山、富良野岳方面。

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今も噴煙が上がっています。

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ここから美瑛岳への縦走も魅力的ですが、今回は元来た道を戻ります。木が生えておらず、似たような景色なため、霧が出たときは道迷いに注意が必要そうです。

往路と同じルートで白銀荘まで下山

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それにしても雪渓と美瑛岳のコラボがカッコいい。

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下山後は白銀荘の温泉で汗を流しました。やっぱり登山後の温泉は最高です。

十勝岳周辺観光

十勝岳周辺でぜひ立ち寄りたい観光地を3箇所ご紹介します。

  1. 望岳台
  2. しらひげの滝
  3. 青い池

望岳台

f:id:mountrip:20190727092849j:plain今回紹介した十勝岳への登山口の一つ。十勝岳はもちろんのこと美瑛岳・美瑛富士など2000メートル級の十勝連峰を眺めることのできるスポット。駐車場も整備されているので、手軽に絶景を見られる観光地です。

しらひげの滝

f:id:mountrip:20190727095540j:plain白金温泉街すぐそばにある「ブルーリバー橋」の上から見下ろすことができます。岩肌を流れる落差約30メートルの滝で、美瑛川に注ぎます。ブルーリバーと言われるのも納得のコバルトブルーの川。美しい景観が魅力で、駐車場からも近いので観光の方も多く訪れます。

青い池 

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今や観光バスもひっきりなしに来るほど人気の「青い池」。一時期、こちらの青い池の写真がMacの壁紙にも採用されていました。専用の無料駐車場が整備されているため、アクセスもよく手軽に神秘的な景色を見ることができます。美瑛に来たらぜひ「青い池」と「しらひげの池」はセットで訪れるのをおすすめします。

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