【北海道】斜里岳 | 沢登りが楽しい日帰り登山

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北海道の知床半島の付け根に位置する日本百名山「斜里岳(オンネヌプリ)」。

清里町や斜里町の麓から見ると非常に美しい山容で、「オホーツク富士」や「斜里富士」とも呼ばれます。オンネヌプリとはアイヌ語で ”年老いた山” の意。

斜里岳登山は清里町からのコースが一般的で、登りは沢(旧道コース)を下りは尾根(新道コース)を通ることが推奨されています。変化に富んだ非常に楽しいルートですので写真とともにご紹介します。

 

 

登山ルート

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斜里岳への登山コースは大きく2つ

  1. 清岳荘から「旧道コース」を登って「新道コース」を下る清里コース
  2. 斜里町から登る三井コース

本記事では清岳荘から沢登りを楽しみながら旧道コースを登って斜里岳頂上を踏み、下山は新道コースを使う最も一般的な周回コースをご紹介します。

標準コースタイム

登り(清岳荘〜下二股〜上二股〜馬の背〜斜里岳): 4時間10分

下り(斜里岳〜馬の背〜上二股〜熊見峠〜下二股〜清岳荘): 3時間

今回の登山記録 

6:00清岳荘〜6:40下二股〜8:00上二股〜8:30馬の背〜8:50斜里岳9:40〜10:10上二股〜10:50熊見峠(50分)→11:30下二股〜12:20清岳荘

 

清岳荘の駐車場から出発 

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清岳荘の駐車場で車中泊(¥510)をして朝を迎えました。我々は到着が遅くなってしまったので車中泊にしましたが、清岳荘は素泊まりでも¥2,000程度なので宿泊利用した方がしっかりと休めますね。清岳荘(斜里岳山小屋)|観光情報|北海道清里町

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朝6時、清岳荘で登山届けを提出したら樹林帯を抜けて10分ほど林道を歩きます。林道の先に開けた場所が出てきますが、ここはかつて清岳荘があったスポット。1998年に落雷による火災で消失してしまったそうです。ここから奥の樹林帯、そして沢へと入っていきます。

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何度か渡渉を繰り返しながら沢沿いを登っていきます。 私は濡れること覚悟でトレランシューズを履いていますが、登山靴とスパッツを用意するのがオススメです。水量によってはそれでも靴を濡らしてしまうので沢シューズがあれば最強だと思います。

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6時40分、旧道と新道が別れる下二俣に到着しました。水量によっては旧道コースを登るのを断念する必要がありますが、この日は問題なし。

 

下二俣から旧道コースを登る 

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下二俣から上二俣まで7つの滝がかかっている沢を登っていきます。最初の滝は「水連の滝」。夏の暑い日はこのコースはとても気持ちが良いです。

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基本的に沢の脇を歩けるようになっていてピンクリボンが付いているのでその目印を頼りに進めば登れます。

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「羽衣の滝」や「万丈の滝」などは巻道が作られていて横を登って行けるようになっています。

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水量によって難易度は大きく変わりそうですね。 

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日が昇ってきて光が差し込んできました。

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振り返ると清里町、斜里町の町並みとオホーツク海。

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沢登りの方も終盤に差し掛かってきました。ここは左岸から右岸へ渡って登っていきます。

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水しぶきが気持ちいいーー!そして楽しいぞ!このコース。普段沢登りをしない我々にはちょうどいいレベルで変化に富んだ山登りができます。

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下二俣から1時間ほど登ってくると次第に水量が減り傾斜も緩くなってきます。 

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斜里岳のピークが見えてきました!

 

上二俣から急坂を登って稜線を目指す

上二俣を過ぎると沢水はほとんど無くなり、ガレ場の急斜面を登っていきます。 なお、上二俣には携帯トイレブースが設置されていて、清岳荘では携帯トイレの販売もしているそうです。

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 急坂を登り切って稜線に出たところが「馬の背」です。

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振り返ると遠くに「摩周湖」が見えます。右手には転がりそうな大岩。馬の背から頂上まではあと15分ほどです。

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山頂手前に斜里岳神社があります。これが見えれば頂上はすぐそこ。

 

斜里岳頂上は360度の大展望!

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斜里岳頂上(標高1,547m)に到着!

山頂は360度展望が開けていて、オホーツク海から知床半島、国後島、阿寒岳方面の山々までグルっと見渡せます。

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知床連峰の羅臼岳まで見えています。

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知床半島の右手奥には国後島も。海上は雲海になっていますね。

 

上二俣まで戻り、熊見峠を経由する新道コースを下山

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頂上での景色に満足したら元来た道を戻ります。上二俣まで戻り、新道コースである熊見峠方面へ進みます。旧道を下るのは滑りやすく非常に危険なため下りは新道コースを通るよう推奨されています。ハイマツ帯の気持ちのいい稜線が広がっています。

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距離はやや長いですが振り返れば旧道コースでは見られなかった斜里岳の山容を眺められます。

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熊見峠から下二俣までは急坂を下るので足元に気をつけましょう。下二俣からは元の道を登山道まで戻って12時20分に下山しました。

麓から見て美しい山容の斜里岳ですが、登ってもやはり素晴らしい山でした。

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