日光エリアの滝と言えば「華厳の滝」、「竜頭の滝」、「湯滝」が有名です。
しかし、実は隠れた名瀑が他にもあるのです。
霧降高原の『隠れ三滝』もその一つ。
行き方がよく分からないと言う声を聞くので「マックラ滝」、「玉簾ノ滝」、「丁字ノ滝」を巡るコースをご紹介します!
今回のハイキングコース
隠れ三滝への行き方は大きく3つ。
- 霧降の滝駐車場から歩く
- チロリン村から歩く
- ニュー霧降キャンプ場から歩く
今回は①の霧降の滝近くの駐車場に停めて歩く2時間ほどのコースをご紹介します。
日光駅よりバスも出ています。
- 「霧降の滝」(今回のスタート地点)
- 「隠れ三滝入り口」(ハイキングコース途中からスタート)
どちらかで下車します。
霧降の滝駐車場からスタート
霧降高原 山のレストランがある霧降の滝入り口周辺にはいくつか無料駐車場があります。
このロータリーにはお手洗いもありますのでこちらで済まして出発しましょう。
上の写真の駐車スペース奥にある道を進んでいきます。
先ほどの道を100mほど進むと、一番奥に10台くらいは停められる無料駐車スペースもあります。
こちらツツジ平は地名の通り、5月中旬頃はツツジが満開になります。
上の写真の左手、ツツジのトンネルを進みます。
少し進んだら、右の道を進みます。
正面の道を進んでいくと、ここからは一本道です。
新緑のトンネルを進んでいきましょう。
以前は沢沿いへ降りる道があったのですが、現在廃道となっています。
車道と平行してハイキングコースが作られているので、道なりに進みます。
ここで、一般車進入禁止の舗装路に出ます。
上の写真の左手10mが「隠れ三滝入口」バス停です。
バスの場合はこちらで下車するのが良いでしょう。
隠れ三滝ハイキングコースという矢印方面へ進みます。
橋の手前左手の山道は、チロリン村から降りてくるコースです。
橋を渡った右手に、丁字滝・玉簾ノ滝の看板が出てきますが、今回は逆コースを辿るので、帰りにここから出てきます。
マックラ滝まで30分ほど舗装路を歩いていきましょう。
舗装路の最後に柵が出てきたらゴールです。
左手がマックラ滝です。
①「マックラ滝」
新緑の奥に見えてきました!
手前の川は、角材の橋があるので渡ることができます。
新緑に光が差すと綺麗ですね。
奥まで行くと、有名なサワグルミの大木がどっしりと構えています。
写真で見るよりも滝も木も大きく感じます。
全国でも珍しい北向きの滝で、光が入りにくいため「マックラ滝」という名前がついたとか。
落差は約30m、幅約10mの滝で、隠れ三滝で最も大きい滝です。
他に誰もいないのでゆっくりと構図を探しながら撮影しました。
滝の撮影のポイントはこちらをどうぞ↓
見る角度によってまた印象が変わってきます。
今回、PLフィルターを使って葉や岩の反射を調節しながら撮影しています。
シダも美しいので、雨の後などしっとりとした雰囲気を撮りにまた来たいですね。
②「玉簾の滝」
マックラ滝とは逆側の林道を進みます。
今回のコースで歩き足りない方は大山を含めたハイキングもいいですね。
マックラ滝から続く霧降川沿いのハイキングコースを下っていきます。
玉簾ノ滝休憩所から滝の一部が見えますが、もう少し下って沢沿いから滝近くまで行くのがオススメです。
こちらの道を進むと・・
幅広い玉簾の滝が見えてきます。
大きな岩を隔てて、右と左に美しい流れ。
右手の滝を新緑の紅葉と合わせて。
左手の滝も綺麗ですね。滝近くまで寄れますが、滑りやすいのでご注意を。
特徴的な木の根が張り出していました。
新緑に癒されるハイキング。
③「丁字の滝」
玉簾の滝から案内に従って、丸太の橋を渡り、丁字の滝を目指します。
やや足場の悪い林道を進むと「丁字の滝」に到着です。
滝の落差は10m程で、マックラ滝や玉簾の滝に比べると小さいですが、左手の岩壁含め、雰囲気のある滝です。
丁字の滝から林道を登っていくと・・
行きに通った舗装路に出てきますので、元来た道を戻りましょう。
1周回って2〜3時間のコースとなります。
おまけ「霧降の滝」
帰りに駐車場から10分ほど遊歩道を歩くと見られる「霧降の滝」に寄るのもいいでしょう。
まとめ
日光・霧降高原にある隠れ三滝の行き方をご紹介しました。
夏の暑い日の避暑ハイキングに滝巡りをしてリフレッシュしましょう。
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