家族で自然を楽しみたい父親の赤ちゃん連れ登山の記録です。
前回ベビーキャリアを購入して中禅寺湖に山登り練習へ行きました。
今回はついに10ヶ月の娘を連れて本格的な登山デビューで、場所は那須岳(茶臼岳)を選びました。
比較的短いコースタイムでありながら景色が良い人気の百名山です。
赤ちゃん連れ登山の持ち物
①ベビーキャリア
②ケープ・タオル
③哺乳瓶
④液体ミルク
⑤麦茶(ベビー用)
⑥麦茶を飲む用のマグ
⑦オムツ
⑧オムツ替えマット(吸水シート)
⑨着替え(防寒着)
⑩日焼け止め・帽子・サングラス
前回同様持ち運びに便利な「液体ミルク」を持参しました。
今回は駐車場に着いて車内で授乳してから登り、下ってからすぐ授乳のタイミングだったので山の中では飲まず。
また、「麦茶」も用意しました。
べビーキャリアはオスプレーのポコプラス。
スケジュール
現地でのスケジュールは以下の通りです。
①6:00~6:50 峠の茶屋駐車場〜峠の茶屋避難小屋
②6:50~7:00 休憩
③7:00~7:35 峠の茶屋避難小屋〜那須岳(茶臼岳)頂上
④7:35~8:05 休憩
⑤8:05~9:50 那須岳頂上〜峠の茶屋駐車場
登りも下りも写真を撮ったり休憩しながらでかなりゆっくりペースです。
一般的な行程は登り1時間20分、下り1時間ほどのコースになります。
峠の茶屋駐車場へ
那須岳登山口の駐車場へ登っていく途中で日の出でした。日の出が美しい。
駐車場には5時すぎに到着。まだまだ車は少なく余裕で停められます。
ここで車内で授乳、その他準備などで出発まで45分ほど。赤ちゃんファーストなので時間的マージンをしっかりと取った計画が大事ですね。
駐車場から峠の茶屋避難小屋へ
登山届けを出して出発です。
東の空は晴れてますが、山の方は雲に覆われています。ガスが晴れてきてくれるといいですが。
幸い雨には降られませんでしたが、ベビーキャリアのサンシェードは撥水性があって霧雨ぐらいだったら十分子供を守ってくれそうです。
樹林帯を抜ければ那須岳らしい景色。
濃い緑に霧が夏らしさを感じさせます。
振り返ると下の方は光が当たっています。
足元にはウラジロタデがたくさん。
夫婦でちゃんとした?登山は約2年ぶり。子連れで山に行ける日が来るとは。
峠の茶屋避難小屋から那須岳(茶臼岳)を目指す
峠の茶屋避難小屋は霧の中。ここは風が抜ける場所で、この日も風が強め。
子供は避難小屋に着くちょっと手前で眠ってしまったのですが、上は比較的厚着しているものの、下は防風性のない普通のズボンのため、吹きっさらしは少し心配。
そこで親の雨具(上着)の腕部分に子供の足を通して、首回りはケープをマフラーがわりにして防寒対策としました。
茶臼岳へと向かいます。
雲が流れて時折光が差し込んだり目まぐるしい変化。
オスプレーのベビーキャリアは登山用の大型ザック同様、腰ベルトがしっかりしていて、子供の重さを腰で受けることができます。
今回は自分たちの飲み物や食料、救急セットなど一通りのものが入っていたため17kg以上になっていますが、背負い心地がいいと歩きやすいです。
めちゃくちゃニッチな個人的要望としては、ベビーキャリアに三脚をつけやすいといいのですが、、。
今回は妻に三脚や撮影機材を持ってもらいました。
体力に合わせて夫婦でうまく荷物分担できるといいですね。
時折、雲の切れ間から下界が見えます。
御釜口まで上がってきましたが上はまだ雲の中。
那須岳(茶臼岳)頂上
避難小屋から35分で頂上到着です。
霧が濃いですが、、
しばらくすると晴れてきた!
御釜の中も見えてきました。
子供もなんだかテンションが上がってきました。
天気が好転していく中で見られる幻想的な景色いいですよね。
望遠レンズで綺麗な光を切り抜きたくなります。
下山
青空!!
天気が回復しましたね。気をつけて下山します。
茶臼岳の目の前の朝日岳が顔を出しました。めちゃくちゃカッコいいです。
赤い屋根が特徴的な避難小屋。朝一は人が少なかったですが、人が増えてきました。
避難小屋へ戻る前に少しだけ裏手の噴火口を見に寄り道しました。
今度こそ下山です。
山でのスナップはズームレンズが本当に便利。自分が綺麗と思ったところを切り抜ける良さがあります。
10時前に駐車場まで戻りました。
今回の子連れ登山の学びとしては、夏だから「暑さ対策」は当然のこと、「防寒・防風対策」も重要ということですね。
子供の様子を小まめに確認して暑さ・寒さ・脱水などによく注意してあげることが大事で、登山と言っても頂上を目指すのではなく一緒に歩いて自然を楽しむのを目的にしましょう。
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