百名山の那須岳(茶臼岳)は栃木県北部に位置し、ロープウェイもあり多くの登山客で賑わいます。
初心者の方でも登りやすく、景色も良いためファミリーや友達同士で登るのにおすすめの山。
そんな那須岳に御来光目当てに登ってきましたので写真とともにご紹介します。
- 今回の登山ルート
- 夜明け前に駐車場出発
- 峰ノ茶屋跡避難小屋で御来光
- 雪が残る裏那須(流石山・大倉山・三倉山)
- 頂上で景色を堪能
- 那須岳を周って下山
- 牛ヶ首から峰ノ茶屋跡避難小屋まで戻る
- 朝日岳に行くには雪渓をトラバースする必要があります
- 8:35駐車場到着。
- 写真で振り返るダイジェスト
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今回の登山ルート
県営駐車場〜峰ノ茶屋跡避難小屋〜那須岳(茶臼岳)〜牛ヶ首〜峰ノ茶屋跡避難小屋〜県営駐車場
標準コースタイム:3時間30分
*登山日:2019年5月5日
夜明け前に駐車場出発
御来光を見ようと思い夜中に出発ですが、冬と違ってこの時期は日の出が早いですね。
朝4:00、駐車場は既に車が何台もいました。
車中泊なのか既に山に入っているのか、、さすがはゴールデンウィーク。
最近暖かくなってきているとはいえ、車の温度計で5℃。
1枚多めに着て4:15出発します。
数年前4月中旬に来た時は雪で埋まっていた鳥居は完全に出ています。
思っていたより雪がなくサクサク登れます。
既にヘッドランプが無くても歩けるくらいの明るさ。
日の出は4:45頃なので、それまでに峰ノ茶屋跡まで上がりたい。
少し進むと雪道に。
気温が低くガチガチに凍っているのでストックを出します。
樹林帯を抜ければ雪がなくなるはずなのでとりあえずアイゼンは付けずに進みます。
林を抜けると右手に朝日岳。
明るくなってきました。
雲ひとつない快晴。
雪がなくなりここからペースアップ。
峰ノ茶屋跡避難小屋が見えてきました。
雪渓のところに先行者が!やっぱり前にいましたね。
急ぐと言いながら空が綺麗なので振り返っては写真を撮ります。
時間的にそろそろでしょうか・・。
避難小屋手前の雪渓に差し掛かったところで振り返ると・・・
太陽出てきたーーー。
なんとか稜線まで来れて良かった。
峰ノ茶屋跡避難小屋で御来光
峰ノ茶屋跡避難小屋。
左へ行くと『那須岳』、右へ行くと『朝日岳』です。
ここは地形的に風が抜けるところでいつも爆風のイメージなのですが、今日は無風で快適。
日が昇ってきました。
縦構図で手前の尾根を入れて。
山で見る御来光は格別です。
避難小屋、朝日岳とセットで見れました。
雪が残る裏那須(流石山・大倉山・三倉山)
太陽と反対側を見れば雪の残る山々が。
那須岳は今まで4回登っているのですが、裏那須の山はあまり印象に残っていませんでした。
地図を見ると、『流石山』、『大倉山』、『三倉山』のようです。
残雪ではありますが太陽の光に照らされてうっすら染まりました。
日が昇るにつれて刻一刻と景色が変わっていきます。
前回の男体山からカメラをEOS 6Dとα7IIIの2台体制にしたおかげで広角と標準域の両方をレンズ交換なく撮れるのは便利。
うわー、絶景やー!!
この時間帯、右を見ても左を見ても綺麗でテンション上がります。
さぁここから那須岳頂上を目指して登ります。
振り返るとこれまたいい感じです。
関東平野に昇る太陽。
那須岳は標高2,000m未満ですが目の前が平野なので高く感じます。
頂上で景色を堪能
そうこう言っているうちに火口につきました。
今回は右から周ります。
ここでパノラマ撮影してみました。
ブログ用に圧縮してしまっているのが残念ですが絶景感が少しでも伝わればいいなと・・
そして遠方に飯豊連峰も見えました!
飯豊山いつか登ってみたい山です。
火口をぐるっと周れば那須岳神社のある頂上(1,915m)到着です。
反対から来てしまいましたが鳥居もあります。
お釜口を頂上から。
ここで景色を堪能しながらゆっくり休憩しました。
私と同じくEOS 6Dで写真を撮っている方がいて山&カメラ談義。同じ機材使っているとなんか親近感湧いちゃいますね。夜中に星も撮っていたそうで、気合が入っていらっしゃいました。
那須岳を周って下山
帰りは同じ道を戻ることもできるのですが、今回は那須岳をぐるっと周るルートで帰ります。
まずはロープウェイ降り場を目指します。
下からロープウェイを使うとより楽に頂上を目指すことも可能です。
この雰囲気、富士山にも似てますね。
ロープウェイ降り場の近くまで来ました。
ここからトラバースするようにして牛ヶ首を目指します。
横移動なので楽です。
紅葉の時期はロープウェイから牛ヶ首を直接目指すと、紅葉が綺麗な姥ヶ平へ行けます。
牛ヶ首から峰ノ茶屋跡避難小屋まで戻る
牛ヶ首に到着です。
ベンチもあってゆっくり休めます。
ここから裏那須側が紅葉で有名です。
写真の土が見えているところが姥ヶ平です。
今は枯れ木で寂しい感じですが、10月上旬はこんな感じ。
また秋に来たいですね。
さて、戻っていきます。
那須岳の裏側は噴煙が立ち上っていて、火山であることを実感できます。
あまり長く立ち止まっていると身体に悪そうなので、ガシガシ進みましょう。
燧ヶ岳と会津駒ケ岳方面。
裏那須の山をもっと歩いてみたいと思いました。
1箇所大きめの雪渓が残っていました。
朝日岳が見えてきました。
橋を渡ればもうすぐです。
避難小屋まで戻ってきましたね。
朝日岳に行くには雪渓をトラバースする必要があります
ここからお隣の朝日岳へ行く場合、雪渓のトラバースがあってアイゼンが必要です。
ちなみに朝日岳からの那須岳はこんな感じ。
朝日岳頂上から見る那須岳:4月中旬
朝日岳頂上から見る那須岳:6月下旬
今回はご来光がお目当てだったので満足です。
帰りましょう。
8:35駐車場到着。
駐車場は満車でした。
ロープウェイ動いてます。
写真で振り返るダイジェスト
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