百名山の一つ『谷川岳』は双耳峰の山で、『トマの耳(1,963m)』と『オキの耳(1,977m)』という2つのピークを持ちます。
谷川岳はクライミングの聖地でその死者数の多さでギネス記録に載っていることで知られていますが、ロープウェイを使った一般的な日帰り登山ができるのでご紹介したいと思います。
- 今回の登山ルート
- 土合口から谷川岳ロープウェイに乗って一気に天神平・天神峠へ
- 天神峠から谷川岳の絶景が拝める
- 肩の小屋〜トマの耳・オキの耳
- 同じルートを通って下山
- 帰りは天神平へ
- まとめ
- こちらの記事もどうぞ
今回の登山ルート
天神峠駅〜谷川岳肩ノ小屋〜トマの耳〜オキの耳〜浅間大社奥ノ院〜天神平駅
標準コースタイム:登り2時間30分、下り2時間
*登山日:2016年5月22日
土合口から谷川岳ロープウェイに乗って一気に天神平・天神峠へ
土合口に駐車し、谷川岳ロープウェイに乗り込みます。
- 駐車場:¥500
- 谷川岳ロープウェイ:片道¥1,230、往復¥2,060
- 天神峠リフト:片道¥410、往復¥720
今回は行きは天神峠までリフトで上がって、帰りは天神平に戻ってくるため、天神峠リフトは片道分だけ購入しました。
天神峠リフトに乗ります。
スキー場ですが5月下旬ともなればさすがに雪がなくなりますね。
天神峠から谷川岳の絶景が拝める
いきなりこの景色!!
谷川岳が目の前に見えます。
この稜線を歩いていきましょう。
個人的に谷川岳との相性が良くなくて、計画するといつも嵐。。
景色を見るのを目的に登っているので、悪天候の中ピークハントだけのために登る気にはなれません。
以前2回ほど麓の土合まで来てあまりの天候の悪さに帰っています。
この日、やっと天気のいい谷川岳に当たりました。
稜線を歩いていくと、「熊穴沢避難小屋」に。
まだまだ疲れていないので休憩せず先に進みます。
天気良すぎる。快晴です。
左を見ればカッコいい尾根が見えてきます。
シャクナゲが咲いていました。
肩の小屋に向かって歩く斜面には残雪。
しっかりステップ切ってあって歩きやすい。
肩の小屋〜トマの耳・オキの耳
2時間弱で肩の小屋に到着〜。
5月下旬ですが、日陰も無くなかなかに暑い。
ここからトマの耳はもうすぐです。
着きました!トマの耳(1,963m)のピーク。
奥に見えるのがオキの耳(1,977m)。
向こうの方がちょっと高いんですね。
オキの耳を目指します。
オキの耳からトマの耳を振り返ると頂上にいっぱい人が見えます。
賑わってますね〜。
オキの耳の先に進むと・・
「富士浅間神社奥の院」
本日はここまでなので、ご飯を食べながらゆっくり休憩します。
奥の院の先は一ノ倉岳、茂倉岳。
ここをずっと縦走していくのもいつかやってみたい。
一ノ倉沢から見たこの稜線がまたカッコいいです。
レンズの焦点距離を比較した記事ですが、一ノ倉沢で撮影したものなので良かったらご覧ください。
仙ノ倉山方面。
この尾根をずっと行けば平標山まで行けるようで、こちらも魅力的。
ロープウェイを使うと標高差が少なく絶景登山ができるので初心者を連れてきても喜ばれますね。
同じルートを通って下山
景色を堪能したらゆっくり下山していきます。
ここでもシャクナゲ。
肩ノ小屋の赤い屋根。
雪の上は涼しくて気持ちがいいです。
シラネアオイ。
花もあちこち咲いていました。
残念ながら花の名前には疎い・・・。
帰りは天神平へ
熊穴沢避難小屋を超えて20分くらい歩くと分岐があるので、左へ曲がって天神平へ。
終始天気がいい中歩けましたね。
ロープウェイで土合まで降りて登山終了です。
まとめ
ロープウェイを使った絶景登山で初心者にもオススメなコースをご紹介しました。
個人的には天気が当たらずなかなか来れなかった場所ですが、景色のいい稜線を歩けるため、人気がある理由が分かります。
ガッツリ登りたい人には「西黒尾根」から登るコースも有名ですね。
次はそちらから登ってみたいと思いました。
こちらの記事もどうぞ
同じ時期の登山記事
一ノ倉沢で撮影した記事
ブログランキング参加しています。
もしよろしければクリックお願いします。