スノーボードの道具で選ぶときに一番こだわっているのはなんですか?
と聞かれると「ブーツ!」と答えているのですが、そのブーツの履き心地にも関わってくる靴下(ソックス)のお話です。
今シーズン、『ディーラックス サーモソックス EVO』を購入してみたのでレビューします。
まずは今回のソックス選びの流れからご紹介します。
スノーボード用ソックスの選び方
長さについて
一般的にスノーボード用のソックスは長く作られています。
短いソックスだと靴下の上の部分が、ブーツで締め付けられて痛くなったりするので、ブーツ長より長いものを選びます。
厚さについて
スノーボード用の靴下は一般的には厚めの生地が使われています。
あまり薄すぎると寒い日に足先が冷たくなったり、ブーツに当たって痛くなったりしますよね。ただし、厚すぎるものは避けます。
私は足裏感覚をよくしておきたいため出来るだけ足にピッタリのブーツを好んで使っているので靴下が厚すぎると爪が当たったりしまいます。かといって、厚い靴下に合わせてブーツサイズを大きくすると力がきちんと伝わりません。
そういう訳で「薄すぎず厚すぎず力がキチンと伝わる靴下」を選んでブーツはぴったりのものを使用します。
靴下のサポート性について
登山の時にサポートタイツを使うことがあるのですが、筋肉疲労に効果があると実感しています。しかし、スノーボードの靴下に関してはサポート機能のあるものを使ったことがありませんでしたので、今回は機能性のある靴下を選んでみることにしました。
まとめると
『厚すぎず、機能性もあり、ある程度の防寒性を持つ、できればコスパのいいソックス』が欲しい!というのが今回のお題です。
購入品:DEELUXE(ディーラックス) サーモソックスエボ
『DEELUXE【ディーラックス】THERMO SOCKS EVO スノーボードソックス』
サイズ展開:S(22-24cm)、M(24-26cm)、 L(26cm〜)
価格:3500円
メンズ、レディース共にあります。
THERMO SOCKS EVO
『ハイパフォーマンスに対応する、ハイスペックソックス』
写真に示したように
- ヒラメ筋をサポートする段階着圧設計
- くるぶしの保護
- 足首のサポート
- アーチサポート(土踏まずを下から支える)
- つま先・かかとの補強
- 左右非対称(右足用・左足用分けられている)
などの機能があり、厚すぎない靴下。
そして価格も定価3500円とまずまず。サポート機能のあるものは5000円くらいのものも多いですから、そう考えると手が出しやすい価格です。また、ブーツの評判がいいDEELUXEなので安心感があります。
履いた感想
今回選んだものを履いてまず感じるのが、「土踏まずのアーチを下からしっかり支えてくれる」こと。
かなり締め付けとしては強いです。フィット感がすごい。
あとはふくらはぎのサポートもしっかりしています。私は程よい締め付けに感じましたが、ふくらはぎの太さによってはきつく感じることもあるかもしれないです。
実際に滑ってみて
疲労感
1日滑った後に足裏が疲れる、マッサージしてみると「こっている」と感じることが多いのですが、それが明らかに軽減されました。
足裏が攣りやすい人にもいいかもしれません。ふくらはぎのサポートについては、1日滑ってもむくみにくいですし、ふくらはぎについても疲労軽減を実感できました。テーピング効果が出ているのでしょうか。
靴下のズレ
足にピタッとフィットしているためか、ブーツの中での靴下のズレがありませんでした。分厚いモコモコの靴下とかだとズレたりありますよね。その不快さがないのは良い。
保温性
生地は若干薄めに感じますが、今のところ-10℃の環境で滑っていて寒さは感じませんでした。もともと私がそこまで足先の冷えは気にならない方というのと、ブーツの影響も多少あると思います。
追記:トップシーズンに足の指先が冷えることが何回かありました。冷え性の人は-10℃を切るような寒い日は気になるかもしれません。
まとめ
『厚すぎず、機能性もあり、ある程度の防寒性を持つ、できればコストパフォーマンスのいいソックス』という、ワガママな視点で探してみましたが、Deeluxe サーモソックスevo『当たり』でした。
あとは耐久性がどれくらいかですね。
今のところは満足度が高いです。
今回ご紹介したのはこちら。
他ブランドのソックス。
定番のBURTON(バートン)ソックス。