スノーボードの道具選びの中で、板やブーツに比べて少し地味で選ぶポイントが分かりにくいギア「バインディング(ビンディング)」。
バインディングはブーツとの相性がとっても大事、足の力を板にしっかりと伝えられるかどうかはバインディング選びにかかっています。
板やブーツのパフォーマンスをしっかり発揮するために、上手にバインディングを選びたいですね。
スノーボードバインディングの基本から選び方、オススメをご紹介します。
- スノーボードバインディングの各部名称と機能
- アンクルストラップ
- トーストラップ
- ラチェット
- ハイバック
- ヒールカップ
- ベースプレート
- センターディスク
- バインディングの選び方
- 相場
- 人気ブランド・メーカー
スノーボードバインディングの各部名称と機能
アンクルストラップ
足首を止めるストラップ。長さは調節可能。
トーストラップ
つま先を止めるストラップ。長さは調節可能。
ラチェット
ストラップを締めるための留め具(バックル)。
ハイバック
ブーツの足首からふくらはぎ部分を支える。角度は調節可能。
ヒールカップ
ブーツのヒールを包みブーツを支える。ブーツのサイズに合わせて調節可能。
ベースプレート
バインディングの底で、ブーツをのせる部分。
センターディスク
角度を調整して板にバインディングを取り付けるためのプレート。
バインディングの選び方
サイズ
使用するブーツとサイズを合わせることが重要です。
サイズが合っているか確認する主なポイントは3点です
✔️ブーツのサイズと合っているか
✔️ヒールカップとかかと部分が隙間なく収まるか
✔️ハイバックの長さがブーツの長さに合っているか
硬さ
板やブーツの硬さとの相性や、どういう滑りをしたいかによって好みの硬さが出てきます。
基本的な考え方としては、柔らかい板には柔らかいビンディングを、硬い板には硬いビンディング、というように板のフレックスに合わせます。
例えば、硬い板に柔らかいビンディングを組み合わせるとライダーの力が板に伝わりづらく反応が悪くなります。
まずは基本の合わせ方で試してみて、自分の好みが出てきたら色々試してみましょう。
他にもブーツの脱着性やホールド性などにも違いがあります。
相場
モデルにもよりますが、定価で2.5〜6万円のバインディングが多いです。
人気ブランド・メーカー
FLUX
1992年に、「日本人の足にあう最高のバインディング」をコンセプトとして誕生した日本のブランド。現在はバインディング以外にもブーツ、板も販売。
UNION
2005年に誕生したスノーボードバインディング専門ブランド。
BURTON
1977年に設立されたスノーボード用品メーカー。
板、バインディング、ブーツ、ウェア、小物など、スノーボード用品一式が揃います。
SP United
1990年初めよりSnow Proというブランド名でバインディングを販売。
ハイバックの上げ下げでブーツの着脱ができ、ヒールカップがない構造のバインディング「SP BINDINGS」が特徴。