動画編集をするために内臓HDD/SSDに素材を保存していくといつか限界がきます。
そのため外部ストレージを考えるわけですが、今までは3TBのHDDを使用していました。
写真の現像には全く問題がないものの、4K動画を編集するようになって素材を外部HDDに入れたまま編集するのは速度的に厳しく途中で止まることがあります。
今回、サンディスクの外付けSSD「エクストリーム ポータブルSSD」が思っていたより安く購入できることが分かったので早速導入してみました。
高画素の写真現像や動画編集におすすめなのでご紹介します。
サンディスク エクストリーム ポータブルSSDの特徴
高速転送 550MB/s
最大読み出し速度は「550MB/s」、USB3.1(Gen2) Type-C対応で高速転送を実現。
容量は250GB、500GB、1TB、2TBの4種類から選べます。
手に収まるコンパクトさ
W 49.55mm x H 96.20mm x D 8.85 mm、重量は「38.9g」。
実際に手に持つと薄くてびっくりします。
優れた堅牢性
IP55準拠の防滴性と防塵性。加えて、最大2mの落下に耐える高耐久モデル。
3分間の水流(30kPs)に耐えることがテストされており、通常の使用環境において正常動作に有害な影響を及ぼすほどの粉塵が中に入らない性能が確保されています。
耐衝撃性(最大 1500G)、 耐振動性(5g RMS、10-2000HZ)、耐温度(-20〜-70℃)。
USB Type-CとType-Aどちらも対応
USB 3.1 Type-C コネクタを装備しているほか、USB Type-C - Type-C ケーブルと Type-C - Type-A アダプタを搭載。(最大転送速度には、USB3.1 Gen2が必要)
もちろんWindows、Macいずれも使用可能できるという優れた互換性。
3年保証
SSDと言えども完璧ではなく寿命がありますが、3年間は保証が効くと言うのはさすがサンディスク。安心できますね。ちなみに一眼レフカメラ用のSDカードはいつもサンディスクを利用しています。
購入特典としてデータ復旧ソフトを1年間利用可能
こんな特典も。
購入したモデル 1TB
一眼レフカメラの写真や動画は、内臓ストレージがいくらあっても足りないので外部HDDに保存していました。Lightroomによる写真の現像やちょっとした動画の編集はそれで問題がなかったのですが、4K動画を撮るようになって一気に動きが悪くなりました。
今回は目的が動画編集なため容量を確保したくて1TBを購入しました。予想していたよりも安く、アマゾンで1TBのSSDが2万円を切る価格。いい時代になりましたね。
SSD本体にUSB Type-CケーブルとType-Aへのアダプタがついてきます。
読み書き速度の測定
使用環境
iMac (Retina 5K, 27-inch, 2017)、3.4 GHz Intel Core i5、40 GB 2400 MHz DDR4
外付けHDD (I-O DATA EX-HD3CZ 3TB)
I-O DATAの外付けHDDをUSB3.0ポートに繋いでいます。一眼レフで撮影した写真についてはLightroomで現像するのに大きな不満は感じていません。4K動画編集ではかなり厳しい印象で遅いとは思っていましたがここまでとは。。編集できない現実を実測値が物語っています。
- 書き込み(WRITE):69.1 MB/s
- 読み出し(READ):71.9 MB/s
エクストリーム ポータブルSSD 1TB
今回購入したサンディスクエクストリームポータブルSSDをThunderbolt 3 (USB-C) ポートに繋ぎました。さすがに早い!ほぼスペック通りの数値が出ています。
- 書き込み(WRITE):477.9 MB/s
- 読み出し(READ):521.8 MB/s
下の表で見るとProRes 422HQ(映像圧縮フォーマット)で4K30pの動画編集ができる判断。いいですね。
実際に使用してみて
ソニーα7iiiで撮影した4K 30pの動画をポータブルSSDに取り込み、Davinci Resolveで動画編集を行なってみました。結果、途中で止まったりすることがなくスムーズに4K動画も編集できるようになりました!
さくさく進むので時間の節約になりますね。
写真の現像でも枚数が多い場合には書き出し速度気になりますよね。特にα7rシリーズなど高画素機を使っている方にはおすすめできます
現状この速度で満足していますが、この2019年9月に最大1050MB/sの「エクストリーム プロ ポータブルSSD」も発売されました。更なるスピードを求める方はお試しを。