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ドラ割ウィンターパス2020でお得にスキー場へ行ける?どんな人におすすめ?

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車でスキー場へ行くのにもう少し高速料金安くならないかな・・と思っている方は多いのでは無いでしょうか。

今回は「ウィンターパス2020」というドラ割をご紹介します。

うまく制度を利用して交通費を抑えてスキーやスノーボードに出かけましょう。

 

 

ドラ割「ウィンターパス2020」とは

ウィンターパス」とはETC利用の車が、指定出発エリアからスキー場が充実したエリアまでの往復高速料金を「定額利用」できるサービスです。

昨年度もありましたが、2019-20201シーズンも正式に発表されました!

しかも、今シーズンは「首都圏⇄蔵王」と「仙台⇄夏油」が新設されています。

利用期間:2019年12月6日~27日、2020年1月6日~4月6日のうち連続する3日間以内

指定区間:

【発着エリア】

  • 首都圏(川越-花園発着エリア、岩槻-羽生発着エリア)
  • 仙台
  • 新潟
  • 北陸

【目的地エリア】

  • 湯沢・沼田・水上
  • 白馬・志賀・妙高
  • 菅平・軽井沢
  • 猪苗代・磐梯
  • 那須・塩原
  • 安比・八幡平
  • 蔵王
  • 夏油

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出典:NEXCO 東日本

 

「ウィンターパス2020」料金一覧

ここでは例として首都圏発着エリアの料金を見てみましょう。

例えば、関越方面のスキー場といえば沼田IC〜六日町ICに集中していますが、首都圏から「沼田IC」や「六日町IC」の往復高速料金が定額6,100円になります。

「練馬IC〜沼田IC」が通常料金7,060円なので、割引が効いているのがわかりますね。

プラン名

発着エリア

インターチェンジ

目的地エリア

インターチェンジ

販売価格

(普通車・軽自動車)

湯沢・沼田・水上

練馬、川口JCT、三郷他 (首都圏)

沼田、湯沢、六日町他

6,100円

4,900円

川越、入間他 (川越―花園)

5,100円

4,100円

白馬・志賀・妙高

練馬、川口JCT、三郷他 (首都圏)

長野、信州中野、妙高高原他

8,700円

6,900円

川越、入間他 (川越―花園)

7,600円

6,100円

菅平・軽井沢

練馬、川口JCT、三郷他 (首都圏)

碓氷軽井沢、佐久平スマート、上田菅平他

6,600円

5,300円

川越、入間他(川越―花園)

5,600円

4,500円

蔵王

練馬、川口JCT、三郷他 (首都圏)

山形上山、山形蔵王他

10,600円

8,400円

岩槻、桶川北本他(岩槻―羽生)

10,000円

8,000円

猪苗代・磐梯

練馬、川口JCT、三郷他 (首都圏)

猪苗代磐梯高原、二本松、会津若松他

8,700円

6,900円

岩槻、桶川北本他(岩槻―羽生)

8,100円

6,500円

那須・塩原

練馬、川口JCT、三郷他 (首都圏)

西那須野塩原、那須、白河他

6,100円

4,900円

岩槻、桶川北本他(岩槻―羽生)

5,600円

4,500円

参照:NEXCO 東日本

 

「ウィンターパス2020」と他のETC割(休日割・深夜割)の比較

ETC割にはもともと「休日割」や「深夜割」が存在しています。休日割と深夜割はどちらも「30%割引」。

  • 休日割:土曜・日曜・祝日(大都市圏(首都圏と京阪神圏)の高速道路は対象外)
  • 深夜割:毎日0〜4時

ではウィンターパスと休日割、深夜割どちらがお得なのでしょうか!?

結論から言うと、条件によっては休日割や深夜割を使った方がいいこともあるので注意しましょう!

ここでは「練馬IC」を軸に比較したいと思います。 

首都圏(練馬IC)→湯沢・沼田・水上エリア(沼田IC・湯沢IC)

首都圏と関越道の湯沢・沼田・水上エリアをつなぐ「湯沢・沼田・水上プラン」の価格は¥6,100です。他のドラ割と比較していきましょう。

「練馬IC」⇄「沼田IC」往復料金
  • 通常料金:¥7,060
  • 休日割:¥5,660
  • 深夜割:¥4,940
  • 深夜割+通常料金:¥6,000
  • ウィンターパス:¥6,100
「練馬IC」⇄「湯沢IC」往復料金
  • 通常料金:¥9,440
  • ETC特別料金*:¥8,680
  • 休日割:¥6,760
  • 深夜割:¥6,080
  • 深夜割+通常料金:¥7,760
  • ウィンターパス:¥6,100

*関越特別区間(水上~湯沢間)ETC料金

首都圏(練馬IC)→白馬・志賀・妙高エリア(長野IC)

首都圏と関越道の白馬・志賀・妙高エリアをつなぐ「白馬・志賀・妙高プラン」の価格は¥8,700です。他のドラ割と比較していきましょう。

「練馬IC」⇄「長野IC」往復料金
  • 通常料金:¥10,120
  • 休日割:¥7,740
  • 深夜割:¥7,080 
  • 深夜割+通常料金:¥8,600
  • ウィンターパス:¥8,700
「練馬IC」⇄「妙高高原IC」往復料金
  • 通常料金:¥11,860
  • 休日割:¥8,940
  • 深夜割:¥8,300
  • 深夜割+通常料金:¥10,080
  • ウィンターパス:¥8,700

 

ウィンターパスはこんな人におすすめ

比較してみるとご覧の通り、各区間の距離が近いところでは明らかにウィンターパスよりも「深夜割」や「休日割」が安いことが分かりますね。

一方で、距離の遠いところでは「休日割」よりもウィンターパスが安くなる区間があります。

つまり、ウィンターパスは

  • 平日に高速を利用する方
  • 休日でも各エリアの遠いICまで利用する方

こんな人におすすめです。 

 

ウィンターパスの使い方・申し込み方法

⑴ 「ドラぷら」または「ドラぷらモバイル」で事前申し込みをします*。

⑵ 申し込み時に登録したETCカードと車種の車で、

【1】⇒【2】の順で利用します。

【1】往路:発着エリア内のICから乗り、目的地エリア内のICで降りる
【2】復路:目的地エリア内のICから乗り、発着エリア内のICで降りる

※申込受付は、11月14日(木)16時からです。

 

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