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登山・スノーボード・カメラのブログ

ソニーFE PZ 16-35mm F4 G (SELP1635G)をポチった!購入理由

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ソニーEマウント広角パワーズームレンズ「FE PZ 16-35mm F4 G」の発売が2022年4月28日に決まり、早速予約購入しました!

キヤノンからソニーα7IIIに移行して約3年、アダプター経由でEFレンズを使っていましたが、ついに入れ替えです。

届くまではまだ1ヶ月ありますが、購入理由をまとめたいと思います。

結論から言うと、信じられないほど軽くて小さい!かつ画質も良さそう!!と言う理由です。

(え、それだけ?いやいや、軽量コンパクトって素晴らしいのよ)

 

 

FE PZ 16-35mm F4 G (SELP1635G)の特徴

FE PZ 16-35mm F4 G はソニーEマウントフルサイズ対応の広角パワーズームレンズ。

www.sony.jp

【スペック】

レンズ構成:12群13枚
最短撮影距離:0.28m(ワイド端)/0.24m(テレ端)
最大撮影倍率:0.23倍
フィルター径:72mm
大きさ:最大径80.5mm × 長さ88.1mm
質量:約353g

 

大きな特徴は軽い!パワーズーム!の2点です。

・世界最軽量「353g」

・パワーズーム

 

 

このレンズの最大の特徴は世界最軽量「353g」というフルサイズ対応F4通し広角ズームレンズとしては信じられない軽さ!

ソニー純正では、2014年発売のVario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS (SEL1635Z)があり、このレンズも十分小さいと思っていたのですが「518g」。

登山や子連れでのお出かけに使う我が家としては、レンズが小さく軽いことは非常に大きなメリット!!

ちなみにこれまで使っていたキヤノンのEF16-35mm F4L IS USMは「615g」だったので衝撃です(こちらはレンズ内手ぶれ補正が入っていますが)。

 

一方、パワーズームについては個人的には必要無しですが…

ズームリングで今まで通り普通にズームすることも可能なのでスチル専門でも不満は出なさそうです。

子供撮影では動画をよく撮っているので気が向いたらパワーズームも使ってみようと思います。

 

他の広角ズームレンズとの比較

広角ズームレンズとして比較対象となるのは下記の3本でしょうか。

(1) SONY Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS (SEL1635Z)

(2) SONY FE 16-35mm F2.8 GM (SEL1635GM)

(3) TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)

 

(1) SONY Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS (SEL1635Z)

焦点距離が16-35mmで、F4通しという意味で、一番近いのがSONY Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS (SEL1635Z)になります。

Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSSにはレンズ内手振れ補正が入っているのが、大きな違い。

FE PZ 16-35mm F4 Gは重さが軽くなることで画質面で妥協しなければならないのか気になったのですが、先行レビューやMTF曲線を見る限り、周辺画質含めてFE PZ 16-35mm F4 Gの方が上!

 

↓Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSSのMTF曲線

↓FE PZ 16-35mm F4 GのMTF曲線

SELP1635G 特長 : その他の特長 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

 

最近の機種はボディ内手振れ補正があるので、レンズ内手振れ補正よりも画質向上の方が嬉しい。

Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSSから買い替えるかだと悩むかもしれませんが、これから購入するならFE PZ 16-35mm F4 G一択では?

 

(2) SONY FE 16-35mm F2.8 GM (SEL1635GM)

SONY FE 16-35mm F2.8 GM (SEL1635GM)はF2.8通しのいわゆる大三元レンズ。最高級の画質とF2.8を求めていれば選択することになると思うのですが、重さ「680g」価格25万円以上とヘビー級。

我が家の使い道は、登山と子供で、完全に軽さ重視なので無し。

 

(3) TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)

TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)は重さ「420g」価格10万円くらいで、F2.8通し広角レンズとしては軽くコスパが良いので、評判がいいですね。

一瞬購入を考えたこともあったのですが、望遠側が28mmまでしかないことが最大のネックでした。

F2.8という明るさをとるか、ズーム域をとるかは人によると思いますが、標準域に近いところまで1本で済ませたい私には合いませんでした。

 

広角ズームレンズFE PZ 16-35mm F4 Gを使いたい場面

登山や旅行先で!広大な景色とともに

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16mmで撮影(EF16-35mm F4L IS USM)

我が家で広角で撮りたいのは山の景色や人を入れた写真。

こんな所に行ってたんだなぁと思い出すのにとてもいいです。

登山では大きなレンズを何本も持っていくのは正直しんどい。レンズが小さくなればその分、楽に登ることができるし、差分の重さを食べ物にすることも可能。

小さいは正義!

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16mmで撮影(EF16-35mm F4L IS USM)

街中や水族館で!狭い空間を広く撮りたい

広角は狭いところでとても便利。狭い空間だと自分が下がることができないので超広角レンズを使うことでその場を写真におさめることができます。

例えば、水族館や街中、観光地の室内などでよく使っています。

人が多いところでレンズが大きいと悪目立ちするので、レンズが小さくなるのは嬉しい。

小さいは正義!(2回目)

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16mmで撮影(EF16-35mm F4L IS USM)

オールラウンドに!35mmの画角を使いたい

広角レンズを購入しようとしていて何ですが、EF16-35mm F4L IS USMを過去使っていて、16mm側が好きですが撮影枚数としては画角的に万能な35mm側の方が使ってるんです。

広角はここぞというところでは印象的な写真を撮ることができるのですが、ずっとそれだけというのは実際のところツライ。。

レンズ交換をせずに35mmまで使えるのは被写体にフォーカスしたい時にとても便利。

例えば、広角で人を画角いっぱいに入れてしまうと顔や足が、びにょーんと伸びてしまいます。

たまにデフォルメされた写真で遊ぶのはいいですが、普段は35mm以上で撮りたいです。

APS-Cモードを使えば約50mmで使えるのも良い。

こんなに幅広く使えるのにFE PZ 16-35mm F4 Gは「353g」。

小さいは正義!(3回目)

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35mmで撮影(EF16-35mm F4L IS USM)

 

動画に期待・・

ここまでスチルの話ばかりでしたが、このレンズは動画撮影を推してるレンズですね。

動画に関してはYouTubeで語っている人が多いので、そちらを見てもらえればと思いますが、フォーカスブリージングが抑えられていたり、パワーズームが使えたり表現の幅が広がる設計。

 

我が家は子供の日常を動画に残しているのでそこで使いたいと思います。

これまで動画撮影はFE 35mm F1.8を使用していたのですが、α7IIIは4K 30pで撮ると1.2倍ほどクロップされてしまうため、もっと引いた絵が欲しくなることが。

GoPro9も導入しているのですが、室内など暗い環境だと画質的に厳しいものがありました。

今後FE PZ 16-35mm F4 Gで室内動画が良くなるのが楽しみです。

 

同クラスで世界最軽量「353g」のFE PZ 16-35mm F4 G。

レンズが小さいと気軽に持ち出せるので、軽量コンパクトってそれだけでめちゃくちゃ価値あることだと思うんですよね。

FE PZ 16-35mm F4 G早く使い倒したいですが、届くまで1ヶ月ほどあるので保護フィルター買って気長に待ちます。