栂池自然園から白馬乗鞍岳を目指し、その先の白馬大池を眺めながらお昼ご飯を食べて帰るという日帰りで北アルプスを堪能できるコースを歩いてきました。
北アルプスの山々も望める絶景登山です。
登山日:2021年7月17日
- アクセス
- 栂池ロープウェイ
- 栂池自然園から登山開始
- 天狗原
- 雪渓を登りながら頂上を目指す
- 白馬乗鞍岳山頂!そして白馬大池へ
- 晴れているのにライチョウ親子に出会う
- 下山
- コバイケイソウ咲く栂池自然園
- 今回使ったカメラ
アクセス
白馬乗鞍岳の登山口にあたる栂池自然園は、栂池高原スキー場の上に位置します。
グリーンシーズンも栂池ゴンドラ・栂池ロープウェイが運行しているので、乗り継いで行った先が栂池自然園になります。
ゴンドラ乗り場駐車場代:500円
栂池ロープウェイ(自然園込み):3700円
栂池ロープウェイ
子連れ登山にも慣れて、移動・食事・準備・活動と、それぞれノウハウも溜まってきたので、天気の良い日を狙って北アルプスの中では行程の短い白馬乗鞍岳に挑戦です。
ゴンドラ乗り場の駐車場で、朝食を食べたり着替えたり準備を済ませます。
朝7時、栂池ゴンドラに乗って出発。
梅雨明けして晴れ予報。暑くなりそうです。
ゴンドラから左手に鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳が見えて久しぶりの北アルプスに気分が高まります。
ゴンドラとロープウェイを乗り継いで栂池自然園まで行くのに30分以上かかります。
栂池自然園ではコバイケイソウが綺麗に咲いていますね。
余裕があったら帰りに寄ることにして、ここでトイレを済ませます。
栂池自然園から登山開始
8時、出発です。
登り始めてすぐにぐいっと急坂が続きますが、白馬三山がバッチリ見えて非常に気分の良いスタート。
赤い屋根に白馬槍ヶ岳と杓子岳。なんでしょうこの景色。美し過ぎます。
八方尾根スキー場のトップから八方池を経て唐松岳へ行くコースも人気がありますが、こちらもゴンドラで標高を稼げるので、アプローチのしやすい山と言えます。
ただ、この日は日差しの強さと予想以上の暑さがこたえました。
山あるあるですが、朝一は晴れていても次第に雲が上がってきてしまいます。
これは、頂上に着く頃にはガスってしまうか?
今日の目的は白馬大池を眺めることなので天気もってほしい…
天狗原
歩き始めて約1時間。綺麗な木道にベンチが整備された「天狗原」に到着。少し休憩します。
ガスに包まれてしまいましたが…
お!また晴れてきた?
天気が良いと足取りも軽くなります。
雪渓を登りながら頂上を目指す
天狗原を越えると、コース上に雪渓が増えてきます。斜度がキツイところもあるので状況によってチェーンスパイクやアイゼンを使いたいところ。
私たちは下りでアイゼンを使用しました。
振り返ると先ほどまでいた天狗原の木道が眼下に。
あそこから歩いてきたのか…と自分の軌跡が目に見えるのも登山の魅力の一つ。
(おそらく)妙高方面の山々も綺麗に見えます。
大きな岩場帯を越えると、一番長い雪渓登り。
雪渓の上は涼しくて、暑い日は嬉しい。
この雪渓を越えて少し登ると、乗鞍岳頂上に続く広い丘のような開放感ある景色!
しかも、途中で頂上はガスに包まれるかと心配していたのが嘘のような快晴。
目の前に小蓮華岳と白馬岳。初めて来ましたがめちゃくちゃ気に入りました。
白馬乗鞍岳山頂!そして白馬大池へ
出発から2時間ほどで2,469m白馬乗鞍岳頂上に到着!
大きなケルンが立っています。だだっ広い山頂なので、冬にホワイトアウトしたらまずそう。
ハイマツが広がる景色。雷鳥がたくさん住んでいそうですね。
山頂から白馬大池方面へ少し歩くと…
来ました!白馬大池!赤い屋根の大池山荘もポイントとなっています。
当初、大池山荘まで行く予定でしたが、この場所がとても良かったので、今日はここをゴールにします(笑)。
まるでスイスにでも来たかのような景色(行ったことないけど)。
ご褒美の昼食&コーヒーブレイク。
以前、白馬岳に登った際は、白馬大雪渓の往復をしたのですが、小蓮華岳を経てこちらの白馬大池を通って栂池高原に降りるコースの方がバリエーションがあっていいですね。
晴れているのにライチョウ親子に出会う
時間はあるのでゆったりしていると、晴れているのにライチョウ親子まで出てきました。
ライチョウの雛、可愛い。
下山
乗鞍岳頂上の周辺でたっぷり遊んだら、同じルートで下山です。
この景色ともお別れ。
遠くからでも一目で分かる双耳峰の鹿島槍ヶ岳。好きな山です。
高度感のある景色。
眼下にスキー場と白馬村。
コバイケイソウ咲く栂池自然園
白馬乗鞍岳からの下りも2時間ほどでした。
帰りに栂池自然園にも寄ります。
整備された木道をコバイケイソウを愛でながら散策しました。
栂池自然園のビジターセンターではオムツ替えスペース(小部屋)を使わせていただけててとても助かりました。
ゴンドラが気に入った娘。ゴンドラと言えず「ドンゴラ」になってしまいますが、家に帰ってからも写真を見てはテンション上がっています。
夕方まで視界よく景色を堪能させてもらいました。
今回使ったカメラ
α7III + Tamron 70-180mm F2.8
EOS6D + EF16-35mm F4