都心から比較的近い百名山である「大菩薩嶺」ですが、百名山の中ではコースタイムも短く富士山を見ながら稜線を歩けるため人気があります。
今回は富士山を撮影しながら登山をするのにピッタリなコースをご紹介します。
都内であれば高尾山とかに登って次にちょっと遠出してもいいので景色のいい場所へ登りたい!という時におすすめの場所ですね。
- 今回の登山ルート
- 上日川峠、ロッヂ長兵衛から出発
- 福ちゃん荘前の分岐、唐松尾根から登る。
- 雷岩に到着、雲に見え隠れする富士山
- 百名山の大菩薩嶺(2,057m)山頂は樹林に囲まれ展望無し
- 大菩薩峠まで稜線歩き
- 快晴の下、富士山を右手に見ながら最高の尾根歩き
- 介山荘がある大菩薩峠
- 大菩薩峠~福ちゃん荘まで緩やかな道を下山
- 今回撮影した富士山の写真
- 使用レンズ
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今回の登山ルート
ロッヂ長兵衛〜福ちゃん荘〜雷岩〜大菩薩嶺(2,056m)
大菩薩嶺〜賽ノ河原〜大菩薩峠・介山荘〜福ちゃん荘〜ロッヂ長兵衛
*登山日は2018年5月4日のものです。
上日川峠、ロッヂ長兵衛から出発
今回は朝日が当たる富士山を撮影するのが目的です。
天気予報的には悪くは無さそうですが、うまく行くでしょうか。
上日川峠の駐車場に車を停め、トイレを済ませ夜中3時過ぎに出発です。
普段あまりナイトハイクはやらないですが気合入っています。
福ちゃん荘前の分岐、唐松尾根から登る。
ロッヂ長兵衛から20分ほど歩いたところで福ちゃん荘の前を通り過ぎます。
こちらはテントを張っている人が結構いました。
福ちゃん荘の分岐で、
・左手の登山道へ行くと唐松尾根を登って雷岩、大菩薩嶺に
・右手の登山道へ行くと表登山道を通って介山荘、大菩薩峠に
出ることになります。
どちら廻りでもいいのですが、雷岩で撮影しようと思っているので唐松尾根を登ります。
唐松尾根を登っていくと徐々に空が白み始めました。
振り返ると甲府市街の夜景が美しい。
月も出ていますね。
晴れていますが、低い位置は雲が多いです。
雷岩に到着、雲に見え隠れする富士山
福ちゃん荘の分岐から1時間ほどで雷岩に到着です。
日の出前に着きましたが、肝心の富士山は雲の中。
もう少し雲が低ければなぁ。
5月と言えど山の上はまだまだ寒いので、薄手のダウンなどを着込んで待ちます。
甲府は山に囲まれているので日が当たるまでだいぶ時間がかかりそうです。
日が昇ってきました。
富士山のてっぺんに日が当たるのを狙っていたのですが、、、惜しいなぁ。
ま、こんな日もあります。
富士山は置いておいて大菩薩峠への稜線に光があたって綺麗です。
しばらくすると街も光が差し込んできました。
綺麗だなぁ。
そんな感じで、カメラ持って右行ったり左行ったりしている自分が撮られていました(笑
この写真雰囲気良くて気に入ってます。
百名山の大菩薩嶺(2,057m)山頂は樹林に囲まれ展望無し
雷岩から大菩薩峠と反対方向へ少し進めば大菩薩嶺の山頂です。
樹林帯のため展望はありませんが、一応頂上ということで寄っていきます。
大菩薩峠まで稜線歩き
さて、気を取り直して、今度は大菩薩峠まで稜線歩きです。
富士山のてっぺんは雲に隠れていましたが天気は良い♪
ここで逆ルート(大菩薩峠→大菩薩嶺)の方とすれ違いました。
歩いているうちに富士山からも雲が取れてきました。
ちょっと待っていれば完全に出てくれそうです。
快晴の下、富士山を右手に見ながら最高の尾根歩き
完全に晴れましたねー。
百名山だと登り3時間以上みたいなところが多いですが、手軽にこんな景色を見られるのが大菩薩のいいところです。
知らない方ですが人も入れて尾根から富士山まで。
ピッカーン。天気いいじゃないの。
周回コースですが、雷岩→大菩薩峠の方向がお薦めです。
なぜなら富士山をずっと右前に見ながら歩けるからです。
反対周りだと振り返る感じになっちゃいます。
縦構図でも。
なかなか歩みが進みませんね。
今回は5月のため手前の木々は枯れてしまっていますが富士山の雪の残り方的に一番かっこいい時期だと思いました。
来た道を振り返るとこんな感じです。
介山荘がある大菩薩峠
稜線歩きも終盤。
介山荘がある大菩薩峠が見えてきました。
大菩薩峠に到着です。
予約制で宿泊もできる介山荘。
大菩薩峠は手前の尾根と重なりますがぎりぎり富士山が見えます。
大菩薩峠~福ちゃん荘まで緩やかな道を下山
富士山を満喫したのであとは樹林帯を下っていきます。
途中、富士山が見える箇所もありつつ、1時間かからずに下山できました。
こちらから登ってくる方も多かったですね。
唐松尾根より緩やかに登っていく感じになります。
急な上りが嫌な方はこちらから周るのもいいと思います。
今回撮影した富士山の写真
今回朝日に染まる富士山は撮影できませんでしたが、富士山の雪の残り方が最高に格好良かったです。
富士山の良さを出すのにモノクロがとても合っていたので4枚選んでみました。
手前に岩稜と木々を、真ん中にダム湖を入れて、奥に富士山。
文句なしにカッコいい富士山を大きくドドンと。
105mmで足りず少しトリミングしています。
これはスクエア(1:1)にしたいと思って撮影した写真。
カラマツが門松みたいに見えて富士山を引き立てているよう。
カラマツを前ボケにして富士山の頭の雲もポイントです。
使用レンズ
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